ワシーリイ・アフチェンコ

1980年イルクーツク州生まれ。ウラジオストクのジャーナリスト、作家。極東大学ジャーナリズム学部卒業。著書に『右ハンドル』(2009年、邦訳2018年)、エッセイ・ガイドブック『ウラジオストクの地球儀 Глобус Владивостока』(2012年)、幻想映画小説(キノポーヴェスチ)『ウラジオストク3000 Владивосток-3000』(イリヤ・ラグチェンコとの共著、2011年)、『透明な枠のなかの結晶』(2015年)、「素晴らしき人々」伝記シリーズ『ファジェーエフ Фадеев』(2017年)、ドキュメンタリー『オレグ・クヴァーエフ——非公式な人物の物語 Олег Куваев: повесть о нерегламентированном человеке』(アレクセイ・コロヴァシコとの共著、2019年)ほか。アフチェンコの作品はナショナル・ベストセラー賞、NOS賞、ブーニン賞など、多くの文学賞の候補作となっている。