ウラジーミル・グーバレフ

1938年生まれ。科学ジャーナリスト、作家、劇作家。「プラウダ」紙および「コムソモーリスカヤ・プラウダ」紙で科学部長を務める。原子力や宇宙開発など、20世紀ソ連の科学ジャーナリズムの第一人者。チェルノブイリ原発事故の報道では大きな役割を果たした。事故を戯曲として描いた『石棺』は53カ国で上演されている。邦訳に『石棺――チェルノブイリの黙示録』(リベルタ出版)、『チェルノブイリのファントム――よもぎの星が落ちた』(アイピーシー)、共著に『誰も知らなかったソ連の原子力』(中村政雄ほかとの共著、電力新報社)など。