日置貴之

明治大学情報コミュニケーション学部准教授。幕末・明治期を中心として日本演劇の研究をしている。新聞や電信、鉄道といった文明開化期の新たな事物が登場する歌舞伎の「散切物」や、演劇における災害・戦争・病などの表象に関心がある。著書に『変貌する時代のなかの歌舞伎 幕末・明治期歌舞伎史』(笠間書院)など。明治期の戦争劇4作品を翻刻して解説を付した『明治期戦争劇集成』をオンラインで公開中(http://hdl.handle.net/10291/21580)。