君島彩子

1980年、東京都生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、日本学術振興会特別研究員。物質宗教論、宗教美術史を専門とする。 学位論文「平和祈念信仰における観音像の研究」が第15回国際宗教研究所賞・奨励賞受賞。論文に「大阪万博の平和観音――共生運動の超宗派的展開」(『近代仏教』22号)、「平和モニュメントと観音像――長崎市平和公園内の彫像における信仰と形象」(『宗教と社会』第24号)、「現代のマリア観音と戦争死者慰霊」(中外日報社、第15回涙骨賞)、共著に『万博学――万国博覧会という、世界を把握する方法』(思文閣出版)など。