上田一生

1954年、東京都出身。小学生時代は「ガの採集」、中学生時代は「日本の野鳥(特にコサギ)の観察」などをして過ごす。高校生の時にペンギンを調べ始める。以来50年間、ペンギンとともに暮らしている。大学では「近世ヨーロッパ史(特に30年戦争)」を学び、その後「近現代の日本の軍事史」も学んで地方史編纂などを行う。仕事としては、40年間、都内の私立高校で社会科教員として勤務。2020年4月からは、公益財団法人東京動物園協会の教育普及センターに勤務。職場は上野動物園内。1988年、第1回国際ペンギン会議(ペンギンに関する最初の国際学会)に参加し、ロイド・デイヴィスと出会う。1990年、日本で「ペンギン会議(PCJ)」を設立し研究員となる。2016年以降、国際自然保護連合(IUCN)の「ペンギン・スペシャリスト・グループ」メンバーとして活動中。