吉澤あすな

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程。主な専門は、南部フィリピンにおける草の根の平和構築とムスリム-クリスチャン関係。異宗教間結婚や改宗といった、異なる人々が交わる日常実践に着目している。著書に『消えない差異と生きる―南部フィリピンのイスラームとキリスト教』(風響社)、共著に『日常生活と政治: 国家中心的政治像の再検討』(岩波書店)など。