ゲンロンβ28|編集長=東浩紀

2018年8月17日[金]発行

  • 1|小松理虔 【刊行記念特別先行掲載】『新復興論』「はじめに」全文公開 #37
    9月1日に発売される『新復興論』の「はじめに」を一足先に大公開!<br/> 被災地の矛盾を目の当たりにしてきたアクティビストが、食・アート・観光による新しい復興のビジョンを語る本書のエッセンスが詰まっています。
  • 2|千葉雅也+東浩紀 実在論化する相対主義――マルクス・ガブリエルと思弁的実在論をめぐって(前) #37
    話題の哲学書『なぜ世界は存在しないのか』の欠点とは?マルクス・ガブリエルと思弁的実在論、加速主義や人新世まで、思想界を牽引するふたりが現代哲学の最前線を語り尽くします!
  • 3|松山洋平 つながりβ 第5回 ユルい鉛筆 #37
    ゲンロンカフェに登壇したゲストによるリレーエッセイが1年ぶりに復活!再開初回はイスラーム教思想史研究者である松山洋平さんが、宗教をめぐる「ことば」の違和感を綴ります。</p>
  • 4|大山顕 スマホの写真論 第16回 家族写真のゆくえ #37
    家族倫理を内在化した「歴史主義的写真」から、何気ない日常を映す「芸術主義的写真」、そして、スマホによる「脱・主義化」の時代へ。家族写真の変遷から現代を捉える注目の論考です!
  • 5|西島大介 トゥルーエンドを探して 第12回 弱いつながり #37
    『ディエンビエンフー』が全面描きおろし体制になったことで、出版社から原稿料を前借りしていた西島さん。借金返済のために執筆を再開するも、ゲンロンカフェやディアステが現れて…。

表紙写真:今年3月25日に、千葉雅也と東浩紀による対談イベント「モノに魂は宿るか――実在論の最前線」が行われたVOLVO STUDIO AOYAMA。日本の思想界を牽引するふたりによる、現代哲学の新しい潮流としての「実在論」をめぐる議論の前半を、今号に収録する。</p>

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