ゲンロンβ36|編集長=東浩紀

2019年4月19日[金]発行

  • 1|【新連載】本田晃子 亡霊建築論 第1回 ロシア構成主義建築と、アンビルトのプログラム #37
    今号の『ゲンロンβ』は特集制!小特集「ロシア学最前線」では、ゲンロンカフェでもおなじみ、建築史家の本田晃子さんの新連載がスタート!その名も『『亡霊建築論』。建てられざる建築から見えたソヴィエト連邦自体の「アンビルト」性とは?
  • 2|高橋沙奈美 つながりロシア 第6回  ウクライナ正教会独立が招いたさらなる分断 #37
    「ロシア学最前線」二本目は人気リレー連載第6回目、歴史学者の高橋沙奈美さんによるエッセイです。ウクライナ正教会の独立は単純にことほぐべきものなのか。その裏側を浮き彫りにします。
  • 3|飴屋法水 弓指寛治個展「ダイナマイト・トラベラー」の旅 #37
    小特集2ではゲンロンスクールの新展開をお届け。まずは新芸術校第一期金賞、弓指寛治さんの個展への、飴屋法水さんの感想をお送りします。生と死、そして家族とは?弓指さんの自作コメントも注目です。
  • 4|さやわか ひらめき☆マンガ教室 主任講師による全提出作品ショートレビュー特別公開 #37
    続いてマンガ教室の主任講師さやわかさんによる、昨年実際に行われた提出作へのコメント指導を大公開。この熱い指導を受けられるのはゲンロンスクールだけ!マンガ教室は現在受講生募集中です。
  • 5|吉上亮 ゲンロン 大森望 SF創作講座 第4期開講記念特別寄稿 「専業作家・吉上亮」の仕事 #37
    「スクールの新展開」3本目では、SF作家吉上亮さんのお仕事の模様を伺いました。SFを書くとは、そして作家になるとは「具体的に」どういうことなのか。デビューが続くSF創作講座に通う方はもちろん、全SFファン必見の記事です。
  • 6|大山顕 スマホの写真論 第20回 Google があなたの「思い出」を決める #37
    『ゲンロンβ』は連載陣も充実。今回の大山顕さん「スマホの写真論」は、SNSと「思い出」をめぐる内容です。ひとは写真の顔でひとを思い出す。ではテクノロジーが写真をサジェストするとき、ひとの「思い出」はどう変わるのか?
  • 7|星野博美 世界は五反田から始まった 第4回 Phantom of Gotanda #37
    星野博美さんによる大人気連載、第4回は五反田の土地開発についてです。古旅館「海喜館」の土地をめぐる詐欺事件。そして目黒川沿いにあった「五反田TOEIシネマ」。土地と記憶に纏わる名エッセイです。
  • 8|吉田雅史 アンビバレント・ヒップホップ 第18回  ラップとしゃべりを分かつもの ――ラップ・スキット論 #37
    吉田雅史さんによる連載では、ラップと「演じること」をめぐる論が展開中。本来「しゃべり」に近いラップの曲間に、なぜ「しゃべり」声によるスキットが入るのか。「恥」の意識からラップを読み解く、斬新な論考です。
  • 9|藤城嘘 五反田アトリエからのお知らせ #37
    五反田アトリエコーナーでは、グループ展「3月の壁」をレポート。和田唯奈さん、弓指寛治さん、梅沢和木さん、藤城さんによる合作をメインとした展示です。

表紙写真:弓指寛治の個展「ダイナマイト・トラベラー」に展示された作品《夜のシカ》。弓指が運転中に遭遇したシカをモチーフに描かれている。写真提供=弓指寛治。撮影=水津拓海(rhythmsift)

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