ゲンロンβ37|編集長=東浩紀

2019年5月30日[木]発行

  • 1|【刊行直前先行掲載】東浩紀 テーマパーク化する地球 #37
    6月に発売される東浩紀の新刊『テーマパーク化する地球』より珠玉の2編を特別先行公開! カリブ海クルーズとニセコで東が考える「テーマパーク化」していく地球の姿ーー。震災以後、『観光客の哲学』や『弱いつながり』の裏で東が真摯に考えてきたことの一端をご覧ください。
  • 2|【特別寄稿】津田大介 ジャーナリストが芸術監督になるということ #37
    今年のあいちトリエンナーレの芸術監督を務める津田大介さんによる特別寄稿! 参加作家の男女平等を実現し、大きな話題を呼んだあいちトリエンナーレの裏話、その広報戦略など、ここでしか読むことのできない話が満載です。
  • 3|大山顕 スマホの写真論 第21回 写真から「隔たり」がなくなり、人は「ネットワーク機器」になる #37
    スマホ時代に、人と写真の関係はいかに変容するのか。そこで「人間」は、ネットワーク機器になってしまうのではないだろうか……。毎回大人気の「スマホの写真論」は単行本化に向け、さらに濃密な議論が繰り広げられています!
  • 4|星野博美 世界は五反田から始まった 焼けて、野原 #37
    香港から来た友人。彼らと会話するうちに、星野さんは香港のとある街区と「大五反田」の類似性に目を向けます。そしてそこから掘り起こされる「戦争」の記憶とは。今までの連載とは一味違う、今後のあらたな展開を予想させる文章をお楽しみください!
  • 5|保坂三四郎 つながりロシア 第7回 ユーロダイマンから五年――「歴史的記憶」と日常の交差 #37
    ユーロマイダンから始まるロシアとの宣戦布告なき戦争から5年。ウクライナの「歴史的記憶」やその物語はいかなる変容を遂げたのか。そこから見据える現在・未来とは。ウクライナをめぐるボリューム満点の論考です。
  • 6|藤城嘘 五反田アトリエからのお知らせ #37
    アトリエコーナーでは、木村翔馬さんと名もなき実昌さんによる「ヴァーチャル・リアリティの居心地」展を紹介しています。VRやタッチパネル時代に相応しい、新しく瑞々しい表現をお楽しみください!

表紙写真:ハイチのラバディというビーチの光景。東浩紀が参加したカリブ海クルーズの最初の寄港地であり、『テーマパーク化する地球』ではこの地が言及されている。撮影=東浩紀</p>

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