3月にゲンロンから刊行した大山顕さんの『新写真論』には「写真を変えた猫」という章があります。大山さんはそこで、「現在のネット上の画像・映像は猫に支配されている」と論じています。スマホのカメラの性能が格段に上がり、撮りたいときにいい写真が撮れるので、猫みたいな、じっとしていてくれないせいでシャッターチャンスを逃しがちな生き物もよく撮れるようになったのだと。確かに! けれども大山さんは、「猫はどれも似ている」と言います。さらに、猫写真はどれも「同じような写真」ばかり、で、その既視感こそが人気の秘訣なのだと。そんなことはない! 猫はいろんな子がいます。
そこでゲンロンαでは、大山説を検証すべく、「ねこ」企画を立ち上げました。読者のみなさま、ぜひ猫写真を編集部にお送りください。スマホによって猫写真はどう変わったのか。猫写真は本当にバリエーションがないのか。そもそもねこはみんな似ているのか。猫写真でゲンロンαを乗っ取り、「猫写真論」を打ち立てましょう!

本キャンペーンにあわせて、大山顕『新写真論』の第16章「写真を変えた猫」をゲンロンαで全編無料公開しています。ぜひお読みください。https://genron-alpha.com/gb031_02/(編集部)