小松左京から美少女へ──『日本沈没』と、日本とSFの未来(前篇)|新城カズマ+東浩紀 司会=森川嘉一郎

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初出:2013年11月15日刊行『福島第一原発観光地化計画通信 vol.1』

新城カズマ

生年不詳。作家、架空言語設計家、古書蒐集家。1991年に『蓬莱学園の初恋!』(富士見ファンタジア文庫)で作家デビュー。『サマー/タイム/トラベラー』(ハヤカワ文庫JA)で第37回星雲賞を受賞。他の著書に『15×24(イチゴー・ニイヨン)』(全6巻、集英社スーパーダッシュ文庫)、『物語工学論』(角川ソフィア文庫) 、『島津戦記』(新潮文庫nex)など。

森川嘉一郎

1971年生まれ。明治大学国際日本学部准教授。早稲田大学大学院課程修了(建築学)。秋葉原へのおたく文化の集中を調査し、その研究を下敷きに、2004年ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展日本館コミッショナーとして「おたく:人格=空間=都市」展を制作(日本SF大会星雲賞受賞)。桑沢デザイン研究所特別任用教授などを経て、2008年より現職。著書に『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(幻冬舎、2003年)など。

東浩紀

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』、『訂正する力』など。
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