大山顕『立体交差/ジャンクション』(本の雑誌社)が「土木学会出版文化賞(令和元年度)」を受賞!

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ゲンロンα 2020年5月15日 配信

写真家の大山顕さんの著書『立体交差/ジャンクション』(本の雑誌社)が、令和元年度の「土木学会出版文化賞」を受賞しました。 同賞は、土木に関連する出版物で、土木工学・土木技術の発展に貢献し、あるいは読者に感銘を与えることにより、土木文化活動の一環となりうると認められた出版物を対象とし、その著者を表彰しています。公益社団法人土木学会が主催する、たいへん栄誉ある賞です。 選考委員会の公式サイトでは、「本書は、土木技術者から一般読者まで広く開かれた書籍として、日常的ではあるが主題化されることが少なかった立体交差に新しい光をあてると同時に、鑑賞後の余韻として、土木工学に関する様々な視点や議論を喚起する書籍である」と選考理由が紹介されています。 http://committees.jsce.or.jp/pub_prize/node/80 また、版元の本の雑誌社のHPでは、大山さんの受賞のことばも掲載されています。「ぼくが賞をもらうのは、これが初めてのことです」「ずっと土木の設計・施工・管理・研究に携わる方々への尊敬を抱き続けてきました」と喜びと感謝の言葉がつづられています。 http://www.webdoku.jp/newshz/zasshi/2020/05/14/174047.html ゲンロンカフェでは2019年5月に、大山さん、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さん、ライターの速水健朗さん、批評家でゲンロン創業者の東浩紀による同書の刊行記念トークイベントを開催しました。同イベントのアーカイブ動画はVimeoで公開中です。 https://vimeo.com/ondemand/genron20190523 また、2020年3月にゲンロンから刊行した大山さんの『新写真論』も絶賛販売中! 写真家としてはもとより、批評性の高い名文家としてもますます評価の高まる大山さんの活躍は、これからも要注目です。

 

もしかしたら写真は人間を必要としなくなるのではないか

新写真論 スマホと顔』大山顕 著 2020年3月20日刊行 ゲンロン叢書005 ソフトカバー・四六判 本体320頁(カラーグラビア8頁) ISBN:978-4-907188-35-1 ゲンロンショップ:物理書籍版電子書籍(ePub)版 Amazon:物理書籍版電子書籍(Kindle)版
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