パープルームギャラリー「常設展Ⅱ」開催のお知らせ

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ゲンロンα 2020年5月20日 配信

美術家の梅津庸一さんが運営する「パープルームギャラリー」で、「常設展Ⅱ」が開催されます。 1か月前に開催されたパープルーム初の「常設展」では、キュレーションが前景化しない「常設展」という形式をあえてとることで、個々の美術作品との向きあいかたを問いかけました。 それにつづく今回の「常設展Ⅱ」では、相模原の街に根ざしているパープルームギャラリーの場所性を再考しながら、展覧会の形式そのものにせまります。 本展では、ギャラリーのファサードに光や風を遮らない大きな格子を設置し、外から見ればまるで檻の中のような空間となったギャラリー内に作品を陳列することで、「入れ子状の室内画としての展覧会」の形成が試みられます。 「外から来る悪いもの」から私たちを守ってくれるとされている占有可能な空間、安全な場所。その基盤が揺れる中、展覧会という形式がどのような条件や支持体の上で成立しているのか、あらためて問い直します。 【出展作家】 梅津庸一/安藤裕美/シエニーチュアン/わきもとさき/アラン/播磨みどり
前回の「常設展」の展示風景
 
会期 2020年5月23日(土) ~ 2020年5月30日(土)※水・木曜日は休廊 会場 パープルームギャラリー 企画 パープルーム 協力 パープルーム予備校 URL http://parplume-gallery.com/

プレスリリース

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