展覧会「アーティストによるポスター展」4月29日(木)より「アート/空家 二人」にて開催

ゲンロンα 2021年4月21日 配信
【展示概要】

作品が購入されると次回作の価格が上がる、アート/空家 二人で、「NITO MICHIKUSA」と銘打った特別な展覧会を企画します。年に1、2回の頻度で、毎回異なる企画をお送りし、現在展示に継続して参加している作家だけでなく、過去に出展していた作家も参加します。

初めての「NITO MICHIKUSA」は「アーティストによるポスター展」です。

安価に大量生産できるポスターは、作品の対岸にある象徴として、また、時代を映し出す鏡として、アートの歴史にしばしば登場してきました。

私は、初めて訪れたニューヨーク近代美術館(MoMA)で、フェリックス・ゴンザレス=トレスの《Untitled》(Death by Gun)に出会いました。展示室の床にぶっきらぼうに紙が積まれているのですが、なにかと思って近付いてみると、その紙には銃による殺人の被害者たちが印刷されていました。しばらく作品と対峙していると、驚くことに、何人かの観客がその紙を持ち去っていきました。英語にもアートにも不慣れだった当時の私は、その光景に大きな衝撃を受けました。そして、ドキドキしながらも、一枚そっと持ち帰りました。
そのとき手に入れた印刷物が、もう一枚あります。帰り際にミュージアムショップで購入した、パブロ・ピカソの《アヴィニョンの娘たち》のポスターです。現在、その二枚の印刷物は仲良く実家の棚に並んでいます。
無料で持ち帰った「作品(の一部)」と、お金を払って手に入れた絵画作品の「ポスター」の間には、確かに違いがあります。しかし、どちらも私と作品を結ぶ、思い出深い印刷物であることには変わりありません。

今回はアーティストに「ポスター」の製作を依頼しました。「ポスター」を通じて、作品と、アーティストと、繋がる方法があるかもしれません。

5月1日から、次回の展覧会の開催まで、オンラインショップでの販売もいたします。
一言で「ポスター」といっても、使用する紙や、印刷方法は多様で、価格やサイズにも幅があります。是非、実物をご覧くださいませ。

アーティストによるポスター展
(NITO MICHIKUSA)

会期:2021年4月29日(木) – 5月11日(火)
※5月6日(木)は休み
開館時間:11時 – 19時
入場料:無料

会場:「アート/ 空家 二人」
住所:東京都大田区蒲田3丁目10-17
京浜急行 梅屋敷駅 徒歩6分、京急蒲田駅 徒歩8分、JR・東急蒲田駅東口 徒歩13分
※道幅が狭いため、車でお越しの際は近くに駐車をお願いいたします。
WEB:https://nito20.com

【出展作家】
伊阪 柊 内田 涼 UMMMI. うらあやか 坂本 夏海 迫 鉄平 鈴木 諒一 田中 良佑 鄭梨愛 林 奈緒子 藤倉 麻子 村上 慧 (ZINEのみ) 森山 泰地

注目記事

ピックアップ

NEWS

連載

ゲンロンβ