友の会に入会パッケージが新登場！

webゲンロン 2023年12月28日配信

　ゲンロン友の会は、ゲンロンの活動を支えてくださる方の会員組織です。入会すると、書籍が届くほか、会員限定イベントへの参加など様々な特典があります。その中でも特に人気の特典が「選べる単行本」と「シラス優待」の2つです。

　「選べる単行本」とは、その期にゲンロンより刊行された書籍（または過去の刊行物）からお好きな1冊をお届けするサービス。

　「シラス優待」はご入会コースによって異なりますが、ベーシックコースの場合には配信プラットフォーム「シラス」でゲンロンが運営している以下の3チャンネルで配信された番組より、お好きな1番組を無料で視聴できるクーポンです。

　▼対象チャンネル
　ゲンロン完全中継チャンネル
 　鹿島茂のN'importe quoi!
　上田洋子のロシア語で旅する世界УРА!

　いずれもお好きな書籍・番組をお選びいただくことが可能ですが、その膨大な選択肢の中から一体どれを選べばいいのか悩んでしまって入会に踏み切れない...というご意見を頂戴しました。そんな方々のために、おすすめの書籍とシラス番組を組み合わせたパッケージを3つご用意いたしました！　どなたにもお楽しみいただける内容となっておりますので、迷っている方はぜひこちらでご入会ください。

　なお、本パッケージで入会した場合でも、その他の書籍・番組に変更することも可能ですのでご安心ください。友の会や弊社コンテンツの楽しみ方のご提案として、すでに友の会会員の方もぜひ以下のパッケージ内容を一度ご覧になってみてください。

ゲンロン友の会第14期東浩紀イチ押しパック

書籍：東浩紀『訂正可能性の哲学』
番組：東浩紀講義#1 ルソー『新エロイーズ』あらすじ早わかり＆深読み講義

　東浩紀の最新刊『訂正可能性の哲学』と、ルソーの小説『新エロイーズ』の哲学的な読み直しの講義をセットにしたゲンロン友の会第14期パックです。

　『訂正可能性の哲学』では、文学者としてのルソーに着目して民主主義を考え直す議論が展開されています。ルソーは、社交嫌いにもかかわらず社会全体の意志に従うべきと論じる謎めいた哲学者でした。この謎を文学者ルソーの人間性から読み解いたのが『訂正可能性の哲学』です。『訂正可能性の哲学』のお供に、「ルソー『新エロイーズ』あらすじ早わかり＆深読み講義」を併せてお楽しみいただけるパックです！

※本番組は「本編」「延長1」「延長2」の3部に分かれています。友の会ベーシックコース特典の「シラス優待」クーポンは「本編」のみに使用可能です。「延長1」「延長2」は別途ご購入いただく必要がございます。

＜このパックで入会する＞

ゲンロン友の会第14期上田洋子イチ押しパック

書籍：本田晃子『革命と住宅』
番組：鴻野わか菜×本田晃子×上田洋子「社会主義住宅『コムナルカ』とはなんだったのか──ソ連人が描いた共同生活の夢」

　本田晃子さんの著作『革命と住宅』と、鴻野わか菜さん・本田さん・上田洋子による「社会主義住宅『コムナルカ』とはなんだったのか──ソ連人が描いた共同生活の夢」をセットにしたゲンロン友の会第14期パックです。

　『革命と住宅』はソ連が進めた住宅政策から、社会主義下の権力体制とその影響を論じています。特に、ロシア革命の直後に建築された共同住宅「コムナルカ」は、まさに国家による抑圧と、困難な時代を生き延びる人々が住まう住宅を二重に象徴するものでした。ロシアによるウクライナ侵攻はプーチンが夢見るソ連の復活を背景にしている、とも言われます。住宅建築から「ソ連」を考える糸口としておすすめのパックです。

＜このパックで入会する＞

ゲンロン友の会第14期 AI革命パック

書籍：石田英敬＋東浩紀『新記号論　脳とメディアが出会うとき』
番組：清水亮×さやわか×東浩紀「生成系AIが変える世界──「作家」はどこにいくのか」

　石田英敬さんと東浩紀の白熱講義を収録した『新記号論　脳とメディアが出会うとき』と、清水亮さん・さやわかさん・東による伝説のイベント「生成系AIが変える世界──『作家』はどこにいくのか」をセットにしたゲンロン友の会第14期パックです。

　両者は、情報技術と人間社会の関係を問い、大きな反響を呼びました。『新記号論』では、石田さんによる現代の情報メディア、技術を取り込んだ新しい人文学が、「生成系AIが変える世界」ではプログラマーの清水さんによるAI技術の大変わかりやすい解説をきっかけに、文化的・哲学的な議論が次々と展開されています。ゲンロンならではの「文理融合」を味わえるイチ押しのパックです！